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疥癬(かいせん)

 

ここに書かれていることは、ドクター牧瀬が、延べ4万人以上のアトピー性皮膚炎を診察した 結果の、最新・最高のアトピー治療法です。しかし、ご自分の症状を正確に把握せず、ここに 書かれてあるサプリメントをとったり、勝手な治療法を行い、症状が悪化してもドクター牧瀬 はいっさい責任をとれません。

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 この皮膚病はヒゼンダニ(疥癬虫)によっておこるのですが、時々アトピーと誤診されます。
全身に米粒~アズキ大の丘疹が多発し、かゆみに耐え切れないころに患者さんは来院されることが多く、特にアトピーの既往歴がある場合、アトピーの再燃と間違われることがあります。

教科書的には、ダニが産卵のために人の皮膚の角層下にトンネル状の横穴をつくる、いわゆる「疥癬トンネル」を探せば診断は容易となるのですが、これが細長い引っかき傷のように見えてしまい、事実上、診断がなかなか難しいのです。
そして、アトピーだろうということで、ステロイド軟膏を処方されるのですが、もとより効くはずがありません。

それで、おかしいということで、詳しく問診していくと、老人施設で介護のアルバイトをしていたとか、家族にも同じ症状のものがいるとかで、ひょっとすると疥癬ではないかと気づかれるのです。また、海外旅行をしたときにホテルのシーツあたりからうつることがあります。あまりにも不潔な安いホテルには泊まらない方が無難です。もっとも、5星のホテルでさえ、注意は必要ですが。

夜間に非常にかゆみがますのが特徴だとされていますが、アトピーも夜ホットしたころに、急にかゆみがます例が多いので、これだけでは区別はつきません。
また、発疹は通常顔面頭部には見られないも特徴の一つだとされますが、アトピーの発疹だって、顔や頭にでない例はいっぱいあります。

やはり、ここでも問診というものが非常に大切だと痛感させられるのです。疥癬と正しく診断されれば、確立された治療法がありますから、心配しないでください。
問題は、疥癬の可能性を皮膚科医が念頭においているかどうかです。患者さんの方からも、積極的に疥癬ではないでしょうかと、先生に聞いてやってください。


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