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月桃(1)

Part1 まずはサンフランシスコへ

「ポリ」とはたくさんという意味で、ポリフェノールとはフェノールが多く集まってできた化学物質というのが定義です。5000種類以上のポリフェノールが報告されています。光合成によってできる植物の色素や苦味の成分であり、植物を守る重要な役目を果たしています。植物細胞の生成、活性化、分裂に寄与します。
この抗酸化作用に目をつけ、昨年の(2009年)の6月より、僕のクリニックではこの月桃の葉を特殊な液に一昼夜漬け、それを乾燥させさたサプリメントをつくり、患者さんに処方しています。アトピー性皮膚炎を筆頭にし、様々な病気の、のべおよそ1500人以上の患者さんに摂ってもらったところ、非常にいい結果を得ているのです。
しかも、沖縄の土壌は珊瑚が風化してできた石灰岩のために弱アルカリ性で、そのため一般的に沖縄産の植物は非常に健康にいいのです。単に日差しが強烈であるというだけでは、健康に役立つ植物は育たないのです。

月桃は癌にさえ効くと書けば、なんとなくうさんくさく聞こえるのですが、これは医師免許にかけて明言します。ほんとに効くんですから。前立腺癌で手術予定の患者さんが3人、たった3週間のんだだけで、手術しなくて済むようになりました。しかも、副作用なんてこれっぽっちもない。アトピーにも、月桃をサプリメントとして足すと、ずっと治りが速い。お通じもよくなる。風もひかなくなる。しつこいヘルペスも治る。中年のオジサンなら精力も回復するし、オバサンなら更年期障害にも効く。
これは是非、世界に広めなければいけない、稀に優秀なサプリメントです。しかし、僕は単なる町医者です。どこそこ大学の教授どころか、講師でもない。製薬会社の研究者でもない。脳みその薄いわりには、テレビにしょっちゅうでてくるタレント医者でもない。つまり、何の権威も知名度もないのです。そんな人間が、月桃のサプリメントは癌やアトピーに効くと叫んでも誰も耳をかしません。世間はいつも権威や有名人に弱いものです。それに、もっと学問的な裏付けが必要です。
そこで、まず「月桃の権威」と組むことを考えたのです。しかし、月桃の権威とはだれか? どこにいるのか? そもそも、月桃というマイナーな植物を研究している人はいるのか? さっそくインターネットで検索しました。不思議なことに、最初にこれはという感じでヒットしたのが、エジプト人の学者が書いている論文です。しかも、佐賀大学の図書館にその論文がある。全文が読みたかったので佐賀大学の図書館に電話したところ、あることはあるが、全文を読むにはその図書館内に限られ、貸し出しはできないということでした。たまたま、僕の本籍と牧瀬家代々の墓は佐賀県にあるので、2、3年に一度は墓参りに行くのですが、それまで待っていられません。
しかし、著者名、アブデルナサー・アブデルガニ・エルザーウェリ(Abdelnaser Abdelghany Elzaawely)で検索するとちゃんと彼か彼女のメイルアドレスまででてきました。そこで、私は日本の医者で、かくかくしかじかで月桃のことをもっと詳しく知りたいという旨のメイルを送ると、ありがたいことに翌日には丁寧な答が返ってきました。


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