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アマゾン川で昼食(1)

Part3 ペルー

昼食はフィシャマンクラブの会員専用のレストランです。バイクつき三輪車モトカーで15分ほど走り、船着場にでます。そこから小型ボートに乗ります。3分もかかりません。

巨大なレストランがアマゾン川の中に建てられているのです。川べりに建ててあれば、わざわざボートに乗る必要はないのですが、釣り愛好家が凝ったのでしょう。
アマゾン川は濁流です。数億年の泥の歴史を滔滔として運び、ある部分では蛇行し茶色の三日月湖をつくり、支流が合流するところでは二種類の泥の筋をつくります。イキトス周辺ではカフェ・オ-レのような色をしていますが、ブラジル北部のネグロ川は黒い色をしているそうです。時期によって水位が20メートル以上も違うところがあり、レストランはそれを想定して建てられていますから、今は川面から2メートルほど浮いた形になっています。
支流もあわせた川の面積はオーストラリアほどで、世界最大の河川であることは間違いなく、また豊穣な熱帯の中を流れているため、途方もない生物の多様性に満ちています。哺乳類は250種、鳥類は1800種、昆虫は100万種以上が生息しているとみなされています。魚類となると、あの有名なピラニアをはじめにして、淡水化したサメやエイ、古代魚ピラルクーなど、文豪、開高健の「オーパ」ではありませんが、釣りが好きな人にはユートピアでしょう。
食事はもちろん、アマゾンの川魚です。ドンセイアと呼ばれる2メートル近くの巨大ナマズを蒸したものに、非常にすっぱい天然のライムをかけて食べます。サツマイモに似たユカが添えられています。それと、コルビーナと呼ばれる白身魚。日本語ではイシモチと呼ばれるスズキの一種だそうです。1~2cm角ほどに切り、みじん切りにしたタマネギとトマトを加え、ライムをかけたマリネ。


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