Doctors Supplements

「ホルモン補充療法を始める前に」

まず、更年期対策セットAから始めます。2ヵ月経過観察をして、あまり改善 がみられなければ、更年期対策セットBを、あるいは、セットAとセットBを一日おきに摂ってみるなど、自分自身のカラダにあった組み合わせをさがしてください。 人の体は千差万別です。様々な組み合わせや飲み方をご自身で探してください。 (なお、まれな例ですが、妊娠を希望している人や、これもまれですが、妊娠が疑われる人は、これらのサプリメントをお摂りになる場合は、必ず婦人科の先生とご相談してください)  いろいろと工夫されても、どうしても改善されない場合は、「ご相談フォーム」よりご相談いただけます。

1) 更年期対策「Aセット

2) 更年期対策「Bセット」

Doctors Supplements

含まれる成分のはたらき

シベリアン・ルバーブ

シベリアン・ルバーブ

エストロゲンが作用するには、エストロゲンを受容するレセプターが、各々の器官に必要です。そのため、Estrogen receptor-alpha(ER-α)とEstrogen receptor-beta (ER-β)の2種類のエストロゲン受容体が全身に存在します。

ER-αは生殖器官(乳房、卵巣、子宮)の組織、ER-βは抹消の組織に存在します。更年期におこるさまざまな症状を改善し、しかも副作用が発現しないようにするには、エストロゲンがER-βに選択的に結びつかなければいけません。ER-βが活性化すると、脳、骨、心臓血管、皮膚、その他の組織に有益なエストロゲン作用が促進されます。

医薬品のプレマリンにせよ、代替療法のヒトのプロゲステロンとまったく同じ構造のプロゲステロン(これを bio-identical progesterone と呼びます)を含むクリームにせよ、あるいは最近のエクオールにせよ、すべて一種のホルモン補充療法(Hormone Replacement Therapy:HRT)であり、ER-βを活性化すると同時に、ER-αも非選択的に活性化してしまい、不必要な副作用がおこることがあります。

そこで、見つけ出されたのが、シベリアン・ルバーブです。その根に含まれるラポンチシンやデソキシラポンチシンといった物質はER-βに結合し、活性化させます。ER-αにも結合しますが、非常にわずかなのです。

1993年からドイツでは広範囲に使い始められ、毎年、670万錠が販売されていますので、その安全性は確かなものだと考えて良いでしょう。

フラックスシードオイル

フラックスシードオイル

体の不調和にはエイコサノイドのバランスの乱れが、起因していることが多いのです。

エイコサノイドとは必須脂肪酸が代謝されて細胞膜でできる最軽減終の物質で、その細胞および付近で強力なホルモンのような働きをする、骨格に炭素原子を20もつものです。(ギリシア語でeikosiは20を意味します)。したがってローカル・ホルモンといってもさしつかえないでしょう。

更年期にはこのローカル・ホルモンもバランスが崩れ、悪性のエイコサノイドが良性のエイコサノイドを上回ってきます。詳しい説明は「現代の病気を解く6つのキーワード」の「炎症とエイコサノイド」のページを参考にしてください。

フラックスシードオイルに多く含まれるオメガ3不飽和脂肪酸の代表であるα-リノレン酸は良性のエイコサノイドを増やしてくれ、うつ、イライラ、理由のない不安感などを軽減させてくれます。しかも、まったく副作用なしにです。ぜひ摂っていただきたいサプリメントです。

ビタミンK2

ビタミンK2

ビタミンKは、K1~K5と5種類あります。ビタミンK1(フィロキノン)は光合成に関与するために、植物の緑の葉に多く含まれています。ビタミンKを補うために緑黄色野菜をしっかりと食べましょうというのは、このためです。

K2は、さらに11種類に分類されますが、総称してメナキノン(menaquinone; MK)と呼びます。MK-4 ~MK-14と略記され、そのうちMK-4(メナテトレノン)とMK-7が重要です。ヒトの動脈壁、膵臓、精巣などで、ビタミンK1からMK-4に変換されます。また、大腸に棲息する腸内細菌によっても、K1からMK-4に変換されます。

ビタミンKの基本的働きは、γ-グルタミルカルボキシラーゼという酵素が働くための補因子としての役目です。この酵素は、活性を有していないビタミンK依存性蛋白内のグルタミン酸残基(Glu)を、活性のあるγ-カルボキシグルタミン酸(Gla)へ転換します。その際、ビタミンKはγ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素として働きます。

γ-カルボキシグルタミン酸は血液凝固と関連した蛋白や、骨、腎、肺、精子、動脈壁などにも広く分布しています。

骨に関係するのはオステオカルシンでカルシウムイオンの恒常性を保つ働きや、膵臓のβ細胞に働いてインスリン分泌を促す作用もあります。また、アディポネクチンの分泌も促進します。動脈壁では、カルシウム沈着による動脈硬化発症を防いでくれます。

閉経後は女性ホルモンの低下が原因で、カルシウムの摂取量が十分でも骨量が減ります。そのため、ビタミンKの、骨にカルシウムを取り込ませる効果が重要になります。

卵巣にはビタミンKが他の器官よりたくさん含まれており、特にMK-4 が多いのです。その理由は実のところ、よくわかっておりませが、近年、多くの臨床検討によって、ビタミンKが、卵巣がんをはじめ多くの臓器がん細胞の委縮を誘導する作用を持つことが確認されています。

できれば、クロムも一緒に補われると、さらに効果は増します。
(しかし、ワーワリンなどを服用している人は、このビタミンは摂らないでください)

グリシン酸マグネシウム

マグネシウム

マグネシウムのサプリメントには、クエン酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウム、リンゴ酸マグネシウム、トレオン酸マグネシウム、アスコルビン酸マグネシウム、アスパラギン酸マグネシウム、などいろいろあります。その中でも、グリシン酸マグネシウムは、胃腸に優しいため、私たちのクリニックではこのタイプのマグネシウムを昔から使っています。

マグネシウムに直接依存する人体の酵素は、現在わかっているものだけで325種類もあります。亜鉛に依存する酵素が約200、銅が20そこそこ、セレンが10と比べて、抜群に多いのです。

それがゆえに、間接的にマグネシウムが関与する代謝も含めると、数千の化学反応に及ぶと推測されます。 つまり、このミネラルが十分に存在しないと、生理機能は麻痺するということなのです。
*血清マグネシウムは普通の健診では調べません。しかし、ALP(アルカリホスファターゼ)はよく調べます。そこで、もしALPの値がかなり低ければ、マグネシウムの不足の可能性を疑ってください。 ALPの活性部位にはマグネシウムが存在しますから。

月桃

月桃

このサプリメントの効能は、メニュー内検索のボックスに「月桃」と入れていただければ、多くの個所に説明が出てきます。牧瀬クリニックの基本処方で、多くのサプリメントの組みあわせに、月桃は入っています。このサプリメントは、それ自体、数多くのポリフェノールを持って効果を表すのですが、オーケストラの指揮者のような役目もはたしてくれます。つまり、他のサプリメントが調和をとりながら作用するように調整してくれるのです。もっとも、この指揮者の役目を、ネズミを使った動物実験で証明することは非常に難しく、ヒトが使ったときに初めて、その働きが実感できます。

タレジュのオイル

タレジュのオイル

これはヒマラヤのハーブからつくった7種類のエッセンシャル・オイルをブレンドしたものです。「タレジュのオイル」に各々のエッセンシャルの簡単な説明が載っています。こと、更年期障害には、なんといっても、精神の安定効果です。卵巣機能衰退が脳の視床下部を中心に影響を与え、さまざまな不定愁訴を感じさせます。タレジュのオイルの蒸気を吸うことによって、深い安らぎが得られます。お風呂に数滴入れて、入浴されても良いでしょう。肩こりには、肩・首筋に塗ってマッサージすると、たいへん楽になります(ホホバオイルなどをキャリアオイルとして、それに混ぜて使ってください)。あるいは、ハンカチにオイルを1~3滴垂らし、ハンカチを鼻にあてて、深呼吸されても良いです。

余分に必要な人には単品でもお分けしていますので、その場合は、order@drmakise.comへ、メールをお送りください。

マカ

マカ

マカはペルーに自生するアブラナ科の多年生植物で「アンデスの女王」と呼ばれており、更年期障害の改善に非常に効果があります。しかも、それはエストロゲンなどの性ホルモンとは関係なく作用します。

そこが、大豆系のサプリメントと違う点です。

更年期には骨密度の減少がおこりやすいものですが、マカはそれを防いでくれます。マカは2000年以上にわたりインカの人々によって栽培されてきました。南米一帯どこでも採れるのですが、効果があるのは4000メートル以上の高地で育ったマカです。空気が薄く、土地が貧しいところで栽培されたマカがいいのです。アマゾン流域のマカと、ペルー原産のマカと比べた場合、当然、後者の方が効果は強いのです。

南米では食料の一部として長年使われてきたほどですから副作用の心配はまずありません。ただ注意すべきことはマカには比較的銅が多く含まれていますから、マカをとるときは必ず亜鉛のサプリメントも一緒にとって下さい。そうでないと亜鉛の相対的不足をおこします。しかし、このセットにはすでに亜鉛も入っていますから、その心配はありません。

マカは少量摂っても効果はさほど期待できません。毎日1000mg は摂るべきです。巷で販売されているマカのサプリメントの量に十分に注意を払ってください。かなり少ないのがあります。あえて量を明記してないものもあります。

当方のマカの1カプセルには、500mgのマカが入っていますので、日に2カプセル~3カプセルを摂ってください。不定期でも生理がある場合は、生理の始まる日から、摂り始めてください。
 <参考リンク>:Beneficial effects of Lepidium meyenii (Maca) on psychological symptoms and measures of sexual dysfunction in postmenopausal women are not related to estrogen or androgen content.(英語)
 <参考リンク>:Effect of ethanol extract of Lepidium meyenii Walp. on osteoporosis in ovariectomized rat.(英語)

Cool and Calm Tea(クール&カームティー)

Pregnancy Tea

ニュージーランドで、更年期の女性にたいへん人気の高いお茶です。「ニュージーランドのハーブティー」のページを開けてください。そこに記載されているPregnancy TeaやBreastfeeding Teaを製造しているArtemis®というハーブ専門の会社がつくっています。特に、“のぼせ”や“ほてり”を文字どおりクールダウンし、また“イライラ感”をカームダウンして、安らいだ心地よさをもたらしてくれます。

先に述べたサプリメントにはエストロゲン作用そのものはありません。したがって、ホルモン補充療法を必要とするほどひどい“のぼせ”、“ほてり”、 “イライラ感”には少し物足りないことがあるかもしれません。そういう場合、このハーブティーを足されたら良いでしょう。

単品でお分けしていますので、その場合は、order@drmakise.comへ、メールをお送りください。「ご注文フォーム」からもご購入いただけます。

亜鉛

亜鉛

このセットのマカを摂る場合に、上記に書いたように、亜鉛の相対的不足を防ぐために補うということで、摂っていただいた方が無難です。一日おきに1カプセル(15mg)で十分です。したがって、このセットには15カプセルしか入っていません。

しかし亜鉛は非常に多彩な役割を果たし、こと更年期においては、女性ホルモンの分泌を活性化させ、また抜け毛防止にも効果があります。糖尿病や前糖尿病が疑われる人は、なおさら重要なミネラルです。

更年期対策「Aセット」

更年期対策「Bセット」

8,240円 / 税込・送料込
月桃:粉末タイプ60g
マカ:60粒
クール&カームティ:1箱
タレジュのオイル:1本
亜鉛:15粒

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