ワサビは寿司に使われるために、今では、”wasabi”は英語としても通用します。しかし、ワサビの健康有効成分については、意外と知られていません。本わさび(Wasabia japonica)の独特な辛味の成分である「6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)」は、本わさび特有の成分として知られています。この成分には多様な健康増進作用があるのです。

6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートは長すぎるので、ワサビの研究を長年行っている「金印」が「ワサビスルフィニル®」と商標登録を行いました。したがって、ここからはワサビスルフィニル®と呼ぶことにします。ワサビスルフィニル®の0.8%に、6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が含まれています。
 
1)脳機能改善作用
2)糖尿病合併症予防作用
3)がん細胞転移抑制作用
4)膝関節痛抑制作用
5)肝臓の解毒代謝酵素の活性を上昇作用
6)肌の状態を改善する作用
 
ワサビは特に脳機能改善作用に優れた効果が期待できます。ワサビスルフィニル®として100mg/日(6-MSITCとして0.8mg/日)、8週間摂取すると、運動習慣のない中高年の認知機能の一部である判断力(情報を正確に処理する能 力)や注意力を向上させる機能があります。これはヒトを使った治験で証明されています。私たちのジパングジンジャー・ワサビ(JIPANG Ginger Wasabi)には、1カプセル0.4㎎の6-MSITCが含まれており、日に2カプセル摂ると、0.8㎎の摂取となります。さらにその1カプセルには月桃の葉の粉末が230㎎含まれています。その葉にはフェルラ酸が多く、フェルラ酸も脳機能の改善に効果があります。したがってダブル効果があるのです。
 
最近、非常にCKD(慢性腎臓病)の人が増えてきました。もし、あなたのeGFRが60以下の場合、あなたの腎臓は60%以下しか働いていないことを示します。この段階では、一般的には慢性腎臓病とはまだ言われませんが、こういう人は非常に多いのです。もし、eGFRが45~59あたりの場合、アルブミンが尿にでていなくても、できるだけ早い段階で対処するべきです。そうでないと、最悪の場合、透析にまで余儀なくされます。それを未然に防ぐには、わさびスルフィニル®が助けになります。eGFRが45~59あたりの場合、自覚症状は、ほとんどありません。また、医者も意外と注意をはらいません。これが危ないのです。
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